ストレスで眠れない。そんな時はいっそ眠らないのも有効な手段。

ストレスで眠れない。そんな時はいっそ眠らないのも有効な手段

仕事や会社、人間関係の悩みなど、日常生活の中で受けているストレス。

ストレスは交感神経を活発にし、睡眠を妨害してしまいます。
この記事ではストレスが及ぼす影響と、改善方法をお伝えいたします。
不眠で悩んでいる方は参考にしていただけますと幸いです。


ストレスと睡眠の関係


ストレスを感じると、交感神経が優位になります。
交感神経が優位になると、心拍数・呼吸が早くなり、血圧が上昇し、筋肉や脳に酸素や糖分をたくさん送り込もうとします。

これらの働きは睡眠とは真逆の物です。
そのため交感神経は日中の「活動モード」の神経といわれます。
本来睡眠には副交感神経が優位であるべきですが、 ストレスにより自律神経が乱れることにより交感神経が優位になり、眠れない原因となります。

ストレスの原因を取り除くことができれば一番ですが、すぐに解決できるようなことならこの記事を読んでいないと思います。
ここではすぐに解決できないストレスを抱えながら、眠りたいという方へおすすめの方法をご紹介します。
ストレスによる不眠は誰にでも起こりうることです。
この記事が眠れずに辛い思いをしている方の一助になれば幸いです。


解決法


眠れなくても良い

ストレスで眠れなくなり、眠れないことがストレスでさらに眠れなくなるという悪循環はままあることです。

そんなときは「眠れなくても良いや」とどっしり構えることで逆にリラックスでき、眠気がやってくるものです。
眠れない、どうしようと思っているうちは眠れないものです。

大事なのは眠れなくても焦らないこと。
寝付けないときはいっそのこと一度寝室から出てしまいましょう。
何度も寝室で眠れない夜を繰り返すと、脳が「寝室=眠れない場所」という間違った条件付けを行ってしまいます。

そうなると、寝室に入ると目が覚めるという悪循環に陥ります。
ソファやこたつでは眠たくなるのに、寝室に戻ると目が覚めるといった方はすでに条件付けがされている可能性があります。

条件付けがなされている方もそうでない方も、眠れないときは寝室から出ることを意識し、しっかりと眠たくなってから寝室へ向かいましょう。

目をつぶっているだけでも効果はある

人は視覚から得る情報量が極めて多いため、目を閉じることで脳に入る情報は大きく減少します。
脳の処理する情報量が減るとそれだけで脳の休息に繋がります。

また、目を閉じるとα波が発生します。
α波には脳と体をリラックスさせる効果、ストレスを軽減する効果があるといわれています。
癒し効果が高いといわれる自然の音(川の流れや風、鳥や虫の声)もα波が出やすいといわれており、こういった音は入眠音楽としても使用されています。

このことからも、目を閉じているだけで一定の効果が期待できることがわかります。
この時大事なことは、「眠らなくていいや」とリラックスすることです。
横になっている時間は睡眠時間とみなす、ぐらいの気持ちでいると返って眠れるものです。

眠れないと焦りながら目を閉じていると、前項の条件付けが行われてしまう可能性がありますのでご注意ください。

睡眠薬は使用すべき?

副作用や一度服用するとやめられなくなるのではないかと心配もあり、抵抗を感じる方は少なくないと思います。
ですが最近の睡眠薬は安全性が高くなっていますし、医師の診断を受け、適切に服用する分には必要以上に警戒する必要はないでしょう。

どんなお薬でも副作用があらわれることはあります。
しかしそれ以上に慢性的な不眠が身体・脳に及ぼす影響のほうが深刻です。

漢方薬は効果あり?

漢方に関しては専門外ではありますが、睡眠薬の代わりに漢方薬を使用される方も多いようなので、効果や注意すべき点を挙げさせていただきます。

漢方薬は木の皮、草の根や葉など、自然由来の成分を複数組み合わせたものです。
効果は睡眠を直接促すものではなく、不眠の原因を緩和することに使われます。

例えば、気持ちの高ぶりを抑え落ち着かせたり、身体を温めたりすることでスムーズに眠りに移行できる身体の状態を作ります。
不眠には「抑肝散」や「酸棗仁湯」などが多く用いられるようです。
薬に比べ効果が穏やかで依存性も少ないといわれているため、睡眠薬に不安を感じる方に人気なのかもしれません。

とはいえ漢方薬には副作用が全くないというわけではありませんので、適切に診察を受け用法・用途を守ってお使いください。


まとめ


眠るために良いとされるものはアロマや温かい飲み物、ヒーリングBGMなど色々ありますが、 「これをすれば寝れるはず」「これでも眠れなかったらどうしよう」といった考えは逆効果になることもあります。

眠れなくてもいいんです。
リラックスして横になっていれば脳はある程度休息していますから。

眠れなくても焦らない、大丈夫と思うのが大事です。
眠ろう眠ろうとするよりその方が返って眠れるものです。
以前に眠れない原因と対策をまとめた記事を書いているので、こちらもご参考ください。

眠れない原因と対策!不眠症かも?と思ったときにおすすめの方法


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